夜、JR放出駅南口でマイクアピールをしました。18時からとあって時間もまだ早いのか、乗降客は少な目。でも、一日一生懸命に働いた後、買い物をして夕ご飯の私宅へと急ぎ足で帰途に就くお母さん。寒風吹きすさぶ中(今夜は、本当に冷えました)、小さなお子さんを抱きかかえるようにして歩いておられる方が、アピールを聞きチラシを受け取ってくださいました。
国益を優先し、「テロや暴力には屈しない」とか「断固闘う」とか…勇ましいことばかりを繰り返し、本気で一つの命さえ救うことのできない安倍首相の姿より、わが子を寒風から守って歩くお母さんのあたたかさ、素晴らしさを感じます。
さて、そんな働くIMG_0354お母さんを助けることもしていない大阪市です。大阪市の放課後施策には大きな問題がたくさんあります。
学童保育への補助金は年間わずか約280万円程度しかありません。この額で家賃・人件費・光熱費などすべてを賄うのは絶対に不可能です。少なすぎる補助金のために、保護者の経済的、時間的負担は増大しています。
<経済的負担>
大阪市内の学童保育の平均保育料…約18000円(月額)。高いところは20000円を超えている。
※公営の学童保育の全国平均は5535円です。
<時間的負担>
高額な保育料を収めてもまだ足りず、バザーや模擬店などを保護者は忙しい中こなさなければならない。
この結果、経済的に厳しい家庭の子どもたちや時間的に余裕のもてないシングルマザーの子どもたちが入所したくても入所できずに取り残されているのが現実なのです。
 更に、職員は劣悪な労働条件で働くことになります。保護者の経済的・時間的負担を少しでも軽減し、必要とする子どもが誰でも入所できるよう努力すればするほど、そこで働く職員の労働条件は劣悪にならざるをえないのです。職員は、みんな子どもたちが大好きで、一人ひとりを大切にしながら一緒に放課後を過ごしているのです。働くお父さん、お母さんや、保護者の方々の力強い味方。
僕も、二人の子どもを6カ月から保育所に預けて夫婦共働きでした。小学校に上がってからは学童保育へ。夫婦そろって、民間の福祉施設で働いていたため「早番・日勤・遅番・遅々番・夜勤」と、5変則勤務。保育が終了してから迎えに行ったり、少し熱が出ていても(インフルエンザではありません)お願いして預かってもらったり…と。本当にお世話になりました。
でも、親身になって働いて変わって育ててくれている職員の皆さんの給料はとても安いのです。大阪市の学童で働く多くの職員の年収は250万以下。加えて、子どもたちの行事などでの休日出勤も多数あるのです。
大阪市が空教室を使って全小学校ですすめる「いきいき放課後事業」は留守家庭の子どもたちIMG_0355の事業ではなく、すべての子どもを対象とした事業です。しかし、登録児童の二割以下の出席しかない教室もあります。
大阪市はここには巨額の補助金を投じていますが、学童保育にはほとんど助成していないのです。「全児対策があれば学童保育はいらない」といわんばかりの大阪市の姿勢は間違いです。みな、子育て事業を必要としています。両事業の充実・拡充が求められていることは明らか。
橋下・維新の会がすすめる「大阪都構想」の基本路線は、「二重行政のムダ」を解消するといって、私たちの大切な子どもたちのすくすくと成長するためのお金まで削っています。
橋下・維新の会から、子どもたちの育つ権利を取り返さなければなりません。労働条件の厳しさに、職場を変わらなければならないような職員を作りださせてはなりません。私たちは、職を転々とすることなく信頼関係を作り、長く子どもたちの成長を見守ってほしいのです。それが安心です。職員の就労を保障するため賃金をあげ職員数も増やさなければなりません。
子どもを寒風からかばいながら歩くお母さんをみて、「橋下・維新の会から子どもたちを守る」と、決意を新たにしました。